フジクロム式(FF式)隔膜電解槽

特殊隔膜を自社開発

当社では自社製特殊隔膜の開発に成功し、工業規模での実用化が可能になりました。
<特殊隔膜>
特殊隔膜は細かい粒子の固まりで形成され、特殊処理を施しているため、液の拡散が非常に小さいのが特徴です。
電解再生に薬品等を一切使用しません。又、液の老化が極度に進む前に電解再生を行えば、クロム酸の回収メリットの他、加工品の品質向上、さらに排水場の負担軽減等の効果は大きいのです。

特殊隔膜を自社開発

廃液をなくすと同時にめっき液の再利用が可能

過剰となった3価Crは容易に6価Crに酸化され、同時に、溶けこんだ鉄等不純物は沈殿除去され、めっきに適した再生液が得られます。
結果、廃液処分がなくなり液の再利用が可能になります。

廃液をなくすと同時にめっき液の再利用が可能

FF式隔膜電解槽の性能と実績

3価クロムの酸化は陽極槽で行われ、クロム酸抽出の中間過程で陰極槽内で鉄は完全に沈殿分離します。
抽出電解を用いれば銅・ニッケル等の非鉄系金属の除去も可能となります。
一般の隔膜では液交流が大きく、不純物除去まで電解が進められませんが、本方式ではそれがありません。
この装置はクロムめっき専業50年以上の経験から生まれ、昭和48年製作開始以来、多くのユーザー様に納入しており、納入後各社で、昼夜全稼働で使用されており、当社でも長年使用しており、その性能や耐久性を確認しております。

FF式隔膜電解槽の性能と実績

再生可能なめっき液について

二段式隔膜電解再生法

クロムめっき液の脱鉄は、老化液を陰極槽に入れ、電解により鉄分除去後の陰極液は陽極液槽に入れ、陰極槽に再び老化液を入れて電解を繰り返すので、二段式と呼びます。

抽出電解

各種不純物を含んだクロム酸系液のクロム酸抽出電解(精製濃縮)に利用します。

酸化電解

プラスチックメッキ用のエッチング液等の3価クロムをクロム酸へ酸化する場合、3~4日で再生できます。
抽出電解との利用で、中濃度以上のクロメート液の再生も可能です。

クロム酸系以外の再生

プリント回路用塩化鉄系エッチング液の老廃液は、脱銅と同時に2~3日で塩化第一鉄を塩化第二鉄に酸化し、新液同様に再生できます。

再生可能なめっき液について
  • はじめての硬質クロム
  • お問い合わせ・試験相談